第65章 嘘よ
田中
「部屋に親父が入ったら大変だから、
廊下で見張ってるからゆっくり飲ませてやりな。」
みわ
「ありがとう!!」
"バタン"
私は襖を閉めると結から授乳…そして繋にも授乳をした。
みわ
「お腹いっぱいになったねぇ〜」
_(┐「ε:)_「エヘエヘ…」_(:3 」∠)_
2人は満足そうにお部屋でコロコロしている。
みわ
「けんちゃん、終わったよー」
"バッ…"
襖を開けてけんちゃんが部屋に入ってきた。
田中
「お〜、満足そうだな!!」
みわ
「そうですね、ふふっ…」
田中
「そうだ!みわがおっぱいあげてる時に、
母ちゃんが来てさ孫を見せてくれって…」
みわ
「孫?」
田中
「ちが……子供がみたいって!!(汗)」
みわ
「はい!ご挨拶もまだですから是非…」
田中
「じゃあ、行こっか皆がいる部屋に…
結は俺、繋はみわちゃん抱っこしていこっか。」
みわ
「はい!」
けんちゃんのお母様ってどんな方なんだろう?
お父様はけんちゃんみたいな男らしい方なのかな?
私はドキドキしながら、
皆さんがいる部屋へ……
"シャー"
障子張りの戸を開けるとそこには、
正座したお母様、お父様、妹さんがいた。
(´⊙ω⊙`)
何故かお父様やお母様が泣いていた。
私はけんちゃんに耳打ちする。
みわ
「お母様たち、どうして泣いているの?(汗)」
田中
「あ…いや…花粉症だから!!?かな!!??」
(花粉症か…大変……でも花粉なんて今の季節に飛んでる??)
ただいま12月
田中
「こちら…みわさん。
で女の子は結、男の子は繋……」
みわ
「初めまして…みわと言います。
突然お邪魔をしてしまって申し訳ありません……」
頭を下げた。