第54章 舞い降りてきた女と意識する男
俺は部屋から飛び出し、
フロントへ向かう。
山崎
「ハァハァハァ……」
廊下を走って走って走って…….走って走って走って………
(あれ?…こんなに部屋からフロントまで離れてたか?)
そんなこんなで走っていると
曲がり角が見えてきた。
(あそこを曲がれば……!!)
山崎
「!!」
俺は足が動かなくなった…
何故なら
曲がり角からあの女の首だけがこちらを見ていた。
女
「素晴らしいだろ?最高のホラーだとは思わんかね!?」
山崎
「ム◯カ!!?」
(こえーよ!!顔とセリフが合ってねーよ!!!)