第53章 降ってきた女
★ジミーストーリー★
山崎
「背に腹はかえられぬ……か……
ここがラブホの目の前で幸いだったよ…」
俺はすぐ近くのラブホに入った。
(目を覚ましてくれるまで待つしかないな…)
フロント
「いらっしゃい…休憩と宿泊どちらで……」
年配のフロントレディーが入ってきて早々に話しかけてきた。
山崎
「えと…休憩で。」
フロント
「かしこまりました……それでは……
こちらからお部屋をお選びください…」
各部屋の様子が分かるメニュー表を渡してきた。
正直目覚めるまで待つだけだから、
1番安い部屋を選んだ。
フロント
「前払いでございます…」
俺はしっかり真選組の名前で領収書を出してもらい支払いを済ませた。