第46章 犬にも犬権というものがあるキラキラした名前はやめたげて。

★ジミーストーリー★




＂ガラガラガラ…＂




山崎
「連れてきたよー。」




子犬は尻尾が千切れそうなほど振っている




結
「エヘエヘ」


繋
「あぶっ！」





俺が抱っこしている子犬に気づくとご機嫌になる2人。





山崎
「ほら、いい子にしとけよー」




腕の中から子犬を放つ





みわ
「可愛いですねー、ふふっ」





部屋中を駆け回る子犬





すると…突然、結のお尻のニオイを凄い勢いで嗅ぎ始める。




子犬
「フンフンフンフン…」





みわ
「退さん…….あの…あれって…オムツが臭いって教えてくれてるんですかね？」





山崎
「いや、アレは犬の挨拶だよ。」






みわ
「へぇ〜、そうなんですねぇ〜」





山崎
「ところで名前どうしよっか。」





みわ
「そうですね…オスかメスか分からないとなんとも言えないです。」





(あれ？どっちだっけな。)





山崎
「それじゃ、みわちゃん子犬抱っこしてもらって良い？

俺、こいつの股確認するから。」