第33章 山崎特製昔話
山崎
「…えと……」
ミルク缶の後ろの作り方をみる。
山崎
「よしっ!!」
何がよしか…自分でもよく分からないけど、
熱々のミルクが出来上がった。
山崎
「…あー、冷まさなくちゃいけないんだっけ……」
蛇口を開けて水を出して熱々のミルクが入った哺乳瓶を冷ます。
山崎
「粉ミルク全然減ってないなぁ…、みわちゃんのミルクタンク凄いなぁ……」
開けっ放しのミルク缶を眺めてしみじみ思う。
山崎
「って言うか…母乳だけであんなにコロコロプニプニになるなんてさ…
やっぱ凄いや…みわちゃんのミルクタンク…」
今日、みわちゃんは、
女中仲間だったカレンさんと小川さんとで
ケーキバイキングに出掛けている。
なんて言ったけな……女子会だっけ?
山崎
「オッパイあげてお腹空いてるから10個はイケるって張り切ってたな……やっぱ凄いや、みわちゃんのミルクタンク……」
そんなこんな待っていると、ようやくミルクが人肌になった。
ちょっと手に乗せたのを舐めてみたらみわちゃんのより甘かった…