第3章 変
そんな幸せな事があった晩…
私はイボさんの自室に呼び出された。
イボ
「ほれ、早く中へお入り…」
みわ
「はい、失礼します…。」
中へ入るとカレンさんと小川さんも居た。
私は小川の隣にちょこんと座る。
イボ
「カレンも小川も気付いているとは思うがのぉ…
なにやら大きな動きが隊士さんらの間で起きとるようだでに…」
(大きな動き…?)
石中カレン
「だからなんです?私、美容の為に早く寝たいんですけど!!」
イボさんの言葉に突っかかるカレンさん
イボ
「アホーーーーッ!!真面目に話を聞かんか!!
いいかい!絶対“問題”に関わるんじゃないよ!!!
命が惜しくばな!!!!分かったか!アンターーッ!!!!」
みわ
「(´⊙ω⊙`)」
(なんであたし!??)
★イボさんは、
小川さんの事は→小川 と呼んでます。
カレンさんの事は→カレンとか石中と呼んでます。
私の事は……アンタって呼びます…
小川
「早く普段に戻ると良いんだけど、今回ばかりは穏やかにとはいかないでしょうねイボさん。」
イボ
「…だでな………」
訳のわからない私は、
イボさんと小川さんとカレンさんの話をボッーと聞いている。
(難しい事は分からないけれど、
何やら伊東さん派と土方さん派で隊士さん達が割れているって事だけは理解できた……)
みわ
「…………」
ふいに山崎さんとけんちゃんの事が脳裏に浮かんだ。
(2人はどっち派なんだろうなぁ……)
暫くし私はイボさんの部屋から解放された。