第3章 変
?
「そうさな……佐藤さんはいつも起床時間ギリギリまで寝ているから、朝一で鉢合うと高確率で眠そうな顔してるとか?」
みわ
「(´⊙ω⊙`)」
?
「そうそう!近藤さんの自室に深夜、薄桃色の長襦袢だけで乗り込もうとしてたとか?(笑)」
みわ
「(´⊙ω⊙`)(´⊙ω⊙`)」
?
「それはそれはもう楽しそうに話してたぞ(笑)」
みわ
「ひ、、ひどい!山崎さんっ!!
良い人だと思ってたのに!!」
?
「……はははっ!!退は悪い奴だよ(笑)
まっ、それが分かったなら今度からは退には気をつけなきゃな!(笑)」
みわ
「はい!!」
?
「俺は、一番隊の田中剣斗。
けんちゃんて呼んでいいぞ。」
みわ
「……はい、けんちゃん。
私は女中の佐藤みわっていいます…てもうご存知ですよね(笑)
えと…私の事は……佐藤って呼んで下さいね!」
田中剣斗
「佐藤ってまんまじゃんよ!!!
それじゃ、俺たちが特別な関係になったって退に自慢できねぇな。
せめてその下の名前を呼び捨てにするとか…」
みわ
「良いですよ!みわって呼び捨てで呼んで下さい!
あ、でも特別って、どういう……?」
?
「細かい事は気にすんなって!
じゃあ、そろそろ行くわ!じゃあな!みわ!」
みわ
「うん、じゃあね!」
此処に初めて来た日、
友達なんて出来ない寂しい日々を過ごすんだって覚悟してたけど、
そんなことなかった…
みんな温かくて居心地が良くて…
(しあわせだなぁ……)