第16章 命名は感覚じゃなくて顔で決めるが吉
山崎
「ったく失礼な医者だよな…なんだよお大事にって!!
パパ気持ち悪〜い、って……思い出しただけでも腹立つ!
みわちゃんの子がそんなこと言うわけないじゃん!!」
?
「さあ……どうですかねィ…」
聞き覚えのある声に姿…まさかっ!?
山崎
「沖田隊長ーーッ!?
なんでこんなとこにいんの!!」
沖田隊長は何故か待合室で
たまたまクラブを見ながら座っていた。
沖田
「ちょいとそこの道で
産気づいた妊婦を拾ったんでね。」
山崎
「その言い方だとゴミか何か拾ったみたいに聞こえますよ。」
沖田
「で……どうだったんでぃ?子供は…メス地味かオス地味か…….」
山崎
「なんですか地味地味って、俺が地味だからですかっ!!?
……もうっ。……双子で男と女でしたよ。
1人だと思ってたんですけどね、もうビックリで……」
沖田
「おー、両地味か…山崎…すげー繁殖力だな」
山崎
「ちょっ、何ですか!両地味って!!?」