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しあわせのかたち

第9章 君と一緒に………


その日の夜私と章大は

二人に感謝の気持ちを少しでも伝えたくて

二人の好きなものをたくさん作り

渋谷さんと錦戸さんが

家に帰ってくるのを待った…


私と章大を見た二人は

驚くことも怒ることもなく

それが当たり前かのように

私たちを受け入れてくれた…………



亮「はぁ…結局二人に振り回されて

俺らが一番大変やったよな…すばるくん?」



すばる「ほんまや(笑)

でも俺はまいと添い寝も出来たし…

それだけで大満足やけどな……?」


亮「確かにそれは役得やったな(笑)」



そんな二人の会話に

章大の体がピクリと反応して…



安「え…どういうことなん……?

ここに住んでただけでもあれやのに…

添い寝は……

ありえへんやん(笑)」


笑顔を崩さずに文句を言う章大に



「いや…あの…それは成り行きというか…

うん…ごめんなさい………(涙)」



そう言って焦って謝る私を横目に

二人は…



すばる「怒るな…怒るな(笑)

ふらふらしとったお前が悪い………(笑)」



亮「その通りや!

でももう二度とまいちゃんを悲しませて

泣かすようなことしたら許さへんぞ…?

その時は遠慮なくまいちゃんのこと

俺がもらうからな(笑)?」



なんて顔を見合わせて笑った………
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