第6章 強くて弱い心
すばる「俺は今からまいのとこ行くからな?
なぁ…安お前も一緒にまいのとこ行こ?
このままじゃあかんて……」
亮「俺も一緒に行く。
お前はどうすんの………?」
「俺は…………行けない…………
今まいちゃんに会っても
何も言われへんから……」
すばる「勝手にしたらええわ…
好きな女泣かせてまで守りたい約束て
何やねん!?
そんなもんに何の意味があんねん!?」
亮「もうやめよ…すばるくん…
俺らだけでまいちゃんとこ行こ…
それでええんやな…安?」
俺の目をまっすぐに見つめながら
そう言った亮に
俺はただ頷くことしか
出来なかった……