第2章 伝わらない想い
安「まいちゃん…昨日のことなんやけど…」
マジですか…?
必死に避け続けたのに
いきなりその話題きちゃいます…(涙)?
こういう場合は……
「昨日…何かありましたか?
私実はけっこう酔っぱらってて
あんまり記憶が………(笑)」
安「そんなん嘘や……!
今日ずっと…態度おかしかったやんか?
ちゃんと全部覚えてるんやろ…?
俺が昨日…
まいちゃんを抱きしめたこと…」
「知らないですよ…そんなこと…
たとえ抱きしめたとしても…
酔ってたからですよね…?
ほら…もう…軽くセクハラですよ(笑)?」
安「まいちゃんはほんまにそう思てるん…?」
私を見る安田さんの目が
まっすぐすぎて…
はぁ………もうこれ以上は無理だ…(涙)
これ以上嘘や知らないふりは
出来そうにない………