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しあわせのかたち

第2章 伝わらない想い


やっとの思いで

午前中の仕事を終わらせても

ちゃっかりしっかり午後からも仕事が

山積みで……


忙しいことはありがたいこと!!

そうちゃんと分かってるから

いつもならやる気100%で望むところ

なのに今日は少し気が重い(涙)



今日は午後から

雑誌のインタビューが入っていと

今お迎えに向かっているところなんですが


お迎えにいくメンバーが

錦戸さん…大倉さん…安田さん……


いつもならこのメンバーなら

安田さんから迎えにいくところだけれど


昨日の今日では

狭い車内で二人きりの空間に

耐えられる自信がない(涙)


だから今日はあえて遠回りをして

錦戸さんからお迎えに行くことにした



マンションの下に車をつけ

錦戸さんが出てくるのを待っていると


少しして眠たそうに目を擦りながら

錦戸さんが車に乗り込んでくる(笑)



「おはようございます。

二日酔いは大丈夫ですか(笑)?」



亮「おはよ………。

昨日はいつの間に帰ったん?

なんか気付いたらみんなおらんから

寂しかったわ(笑)」



「安田さんはわかりませんけど…

錦戸さんが寝たあと

すぐに私は帰りましたよ(笑)」



亮「そうなん?

あれ…章ちゃんに送ってもらわんかったん?

目覚めたとき誰もおらんかったから

安が送ってたんやと思ってたわ…」



「あ…と…安田さんも…

だいぶ酔ってましたから…

一人の方が安全というか安心と言うか(笑)」



亮「ふーん………

でもいつも迎えは章ちゃんからやのに

今日は俺が先やし…

もしかして昨日章ちゃんと

何かあったりした(笑)?」




「絶対に違います!!

だって安田さんも

酔って寝ちゃってましたから…」




亮「それならええけど…

まいちゃんに何かしてたら

章ちゃんボコボコしたろと思って(笑)」



……ははは錦戸さん


全然笑えませんよ………………(涙)?




今から安田さんに会うのが

恐ろしく気が重いのに…………(涙)



出来ることならば

昨日あった出来事を


きれいさっぱりと忘れてしまいたいです…
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