第26章 いつのまにか話は進んでて。
銀時サイド
銀時「いやいや、美しいお嬢様。 …どーも、ギンでーす。」
俺はターゲットの前に出てポーズを決める。
ターゲットは顔色変えずた話してる。
くそっ、その顔はどんな感情なの?
怒ってるの?怒ってないの?楽しいの?楽しくないの?
ねぇ、どっち!!
って…聞きてぇ…聞きてぇよ。
俺はターゲットの横に座り肩を組みながら話の中に入ろうとする
ターゲット「じゃあ、あなたはゴリラがいたらその場で戦うタイプ?それとも逃げるタイプ?」
「んー…なったことないからわかんないけど襲ってきたら気絶くらいはさせるかな…襲ってこなかったら一緒に遊ぶタイプ!」
ターゲット「そう、メサイヤ人にそっくりね。」
「メサイヤ人?」
ターゲット「えぇ、メサイヤ人は温厚なタイプだけど戦闘になるととてもすごいパワーを発揮するの」
「へぇ、なにそれすごいね!」
へぇ、てめぇらなんの話ししてんだ!!
え、め、メサイヤ人??俺そんなのしらねぇー!
知ってても満月の日に大猿になる方しかしらねぇよ!
え、肩組んだのに手どかせねぇじゃん…
自分から組んでて自分から引っ込めるのかっこ悪りぃじゃん!
トッシー「お、お客さま…の、飲み物はお決まりです?」
トッシーないす!
この場面での登場はすげーぞ!トッシー!!
「んー。私水でいいや」
ターゲット「なんで?飲みたいもの飲めばいいじゃない…なにがいいの?」
「んー…じゃあ…ジンジャー飲みたい。」
ターゲット「じゃあ、ジンジャーとドンペリ1つ」
「え!ドンペリ高いよ?!」
ターゲット「いいのよ、と話してて楽しいからつい入れたくなっちゃう…こんな気持ちになるの狂四郎さん以外の人で初めてよ」
「へへっ、嬉しい」
え、なになに?
禁断の恋してんの?おたくら???
トッシー「かしこまりました」
かしこまりました…じゃねぇだろ!
え、俺の存在完全無視?
完全アウェイな感じー????
銀時「へぇー、お酒飲めるんだ?強いの?」
ターゲット「…」
銀時「、聞いて」
「お酒強いの??」
ターゲット「強いかは分からないけど飲めるわよ」
え、なんなの?
一回挟まないとダメなの??
え、、、帰りたい…