第25章 一難去ってまた一難
総悟サイド
ったく、土方コノヤローのせいで朝から見回りなんてまっぴらごめんこうむるぜ
「あう?」
総悟「あ?」
声がしたと思って振り返るけど誰もいやぁしねぇ
空耳か?
「あぁう!」
朝から見回りなんてするから幻聴が聞こえてくらぁ
帰ったら土方のマヨに下剤入れてやりまさぁ
ま、特に異変もないし何もなかったってことで帰るか
帰ろうと思って来た道を戻ろうとすると右足に重みを感じた
後ろを振り返るとなぜかブカブカの着物を着た2歳くらいの赤ん坊がいた
総悟「…迷子ですかぃ?」
「まーごですかぁい?」
総悟「いやいや、俺じゃなくてお前」
「まぁご?」
総悟「え?お前の名前なんて言うんですかぃ?
って言いやした?」
「は!」
俺はそのって名乗る子供を抱っこし目の前にあった団子屋へ足を進めた