第21章 死の覚悟
サイドなし
アキラは人気がない港に着くと船の中へと乗り込んだ。
そう。高杉晋助の船。
アキラはいつも通り情報を報告しに来たのだ、
月に何回か晋助に情報を報告し、幕府の動きなどを伝えている。
晋助「よぉ、アキラか。」
アキラ「相変わらずキセルが似合うことで」
晋助「ククッ、そんなこたぁどーでもいいだろ
幕府の動き…なんかあるか?」
アキラ「ここのところは特にないかな。
あ、でも将軍がここのところ外出を多くすることが増えてな、前の店に来たらしい」
晋助「ほぉ、随分不用心なこった。
真選組は護衛ってとこか」
アキラ「あぁ、十分すぎる護衛だよ。
戦車なりパトカーなりヘリなり…」
晋助「そりゃあたいそう腕に自信がないと見れるがな」
アキラ「そんなこと言っていいのか?晋助
昔道場で稽古してた時、俺に勝ったことあったか??」
晋助「93敗3勝2引き分けだ。
3勝した事あらぁ」
アキラ「あちゃー。0勝だったと思ってたけど」
晋助「今はてめぇと互角だろうよ」
アキラ「あ、話変わるけどが晋助に渡せってさ」
アキラはそういうと紙袋を晋助に渡した
晋助「がか?」
晋助は紙袋の中を見るとお菓子が入っていた
『鬼兵隊のみんなで食べてください。』
とカード付きだ。
アキラ「クッキー??」
晋助「らしいな」
晋助はそういうとクッキーを1つつまんで食べた。
アキラ「ははっ笑笑
晋助にクッキー…お菓子が似合わない笑笑」
晋助「うるせぇ。」
晋助は文句を言うが黙々とクッキーを食べた。
アキラと晋助は情報を教え終わり少し雑談をするとアキラは帰るといい船を出ようとした。
晋助「に美味かったって言っとけ」
アキラ「ふっ笑
あぁ、言っとくよ、また今度もよろしくって付け加えてな笑」
晋助「勝手にしろ」
アキラ「じゃあまたな」
晋助「あぁ」
晋助とアキラはこうして別れた