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たどり着いた先に。【銀魂】

第20章 お祭りには思い出が。


サイドなし

お妙「あっ!銀さん」

お妙と近藤が歩いてると銀時が出している屋台にたどり着いた

銀時「おっ!お妙じゃねぇか、なんだ?彼氏と来てんのか?
いまならちょうどカップル割引してるとこだ、どーだ?一回やってくか?」

お妙「ちょっと銀さん、私たちカップルじゃないですよ!一緒に神楽ちゃん探してくれてるのよ」

銀時「神楽ぁ?あいつならさっき『ヒャッホーーイ!向こうに綿菓子あるヨ!』とか言いながら向こうに行ったぞ」

銀時は神楽が去って行った方へ指をさした

銀時「そんなことよりさぁ、一回やってってくれよー」

お妙「もぉ、しょうがないですね…ゴキブリーダーさん、ちょっと待っててくださいね」

近藤「いやいや、ここは俺が払いますよ!」

お妙「えっ?!
そんな、悪いですよ!私が払います!」

銀時「お妙、そこは男に花持たせてやれよ…なぁ?」

近藤「そーですよ!」

銀時「じゃあ、ゴキブリは34500円ね」

近藤「ちょっとーーー!
なんでそんなに高いの?!カップル割引じゃないの?!」

銀時「いやーゴキブリとなるとお高くつくね、なんせゴキブリを一匹見つけると後100匹はいると思えって言われてるからなぁ」

近藤「それ台所でしょ!家でしょ!
いまここお祭りだから!全然安心してくれていいから!」

銀時はツッコム近藤に耳打ちして

銀時「いやいや、ここでいっぱい払ってお妙にいいところ見せといてやれよ」

近藤「む、かっこいいところ。」

近藤は妙に納得すると銀時に34500円払った

銀時「まいどっ!
なら飴選びな、ソフトクリームは5万、龍は10万、立体タモさんは20万!俺も鬼じゃねぇ、一発で成功させたら商品としてそれぞれの金額をプレゼントしてるんだよ」

近藤「じゃあ、龍の10万で」

銀時「ほいよ」

銀時はそういうと龍の絵が書いてある飴を渡した。

近藤はそれを思え向きにすると

近藤「えぇえええええ!ナニコレ?!この見本のやつと全然違うよね?!めっちゃ細かいんですけど?!リアルなんですけど?!」

そこには見本として書かれていた絵とは全く違って細かく糸針入れただけでボロボロになってしまった

銀時「あっちゃあ、残念、10万は無しだな」

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