第20章 お祭りには思い出が。
サイドなし
がいつものようにアキラに抱っこされて血を飲んでいる。
銀時「は俺たちが食うもの食えないのか?」
銀時が音もなく2人の後ろをとると突然に言い出した
は銀時の言っていることがわからなくアキラを見ている
アキラ「食べれないわけではないんだけど…親父が前に母さんの手料理一度でも食って見たいって言った時に味がしなかったんだって…だからは俺たちが食うご飯を食べても味がしないんだよ」
アキラはの頭を撫でながら銀時にそう答えた
銀時「はいっつも血飲んでてつまんなくねぇの?
味おんなじなんだし」
「ん?
味?みんなそれぞれ味違うよ?」
「お兄ちゃんの血が普通だとすると、銀時の血は少し甘くて、晋助の血は少し濃いし、小太郎の血はすこし薄い」
はそう言うとだからつまらなくないよ?と言葉を付け足す
銀時「…そっか。
次の着付けだとよ、早く着てこいよ」
「うん!」
は銀時に言われた事を聞くと目を輝かせて着付けてもらいに行った。
アキラ「銀時、ありがとな?
のことそんな風に思っててくれて…いっつも気持ち悪がれてないか気にしてたから、同い年の友達なんていなかったんだ」
銀時「…しゃーないから俺が友達でいてやるよ。」
晋助「馬鹿か…俺たちが一緒にいてやるよ」
小太郎「ああ、辛い時も嬉しい時も悲しい時も全部一緒だ。
1人にはさせないさ」
アキラ「あぁ、3人ともを頼むよ」
はこの話を今でも知らず晋助、銀時、小太郎、アキラの4人の秘密だそう。