第11章 木兎君は実家帰省中
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「ヘイヘーイ!ご馳走様!」
「なんだかんだ食べたのね」
「おう!あ、まおが宜しくって」
「あら、こちらこそ宜しく言っといて
今度は一緒に帰ってきなさいよ~?」
「光太郎、風呂入れ~」
「ういー」
父親が風呂から上がったみたいで声が掛かる。
さっさと風呂入ってまおと電話しよ…
ちゃぽん、と湯船に浸かる。
そういえば1人で湯船に浸かるのっていつぶりだろう…いつもまおと入ってるし、それかシャワーで終わるしな。
…明日はゆっくりするにしても、明後日の朝には帰っちゃおうかな…
『ヘイヘーイ!まお、寂しかったら電話しろよ~?』
『んー?光太郎もね?』
なんて、俺が言っておいて、俺が先に掛けることになりそう…
んー、早く上がろう…
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