第9章 自暴自棄と、大切な人と
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『ん、ッ…』
『気持ちいい?俺、もうイキそう…』
正直、痛かった事しか覚えてない。
そんな事もあってその集まりには行かなくなった。
中2に上がってからは友達の彼氏とシた。
これも別にあっちから誘われたから。
『あいつ、全然ヤらせてくれねえ
なあ、1回だけ、ヤらせて』
クズだなって思った。
同時に、自分も。
『あ、あ…んッ』
『声我慢しなくていいから』
全然、気持ちいいって思わなかった。
友達とその彼氏はしばらくしたら別れてた。
そこから、多分そいつが言いふらしたんだと思う。
『あいつ、ヤりまんだからヤれるよ』
そこから高等部に上がるまで5回以上は誘われた。もちろん、全部返事はOK。
ヤってる時は何も考えなくて良かった。楽だった。
でも心は満たされなかった。
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