第7章 馴れ初め

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「で、まおと出会った！」

「まおさんはなんでバレー部のマネになったんですか？」

「えーーーーと…バレー部の2個上の先輩とちょっと関係持っちゃって、同じ部ならヤりやすいだろって…」

「おい！！！誰だよそれ！！！でもそいついなかったらまおと出会えてないんだよな！？複雑！！！！！」

「木兎さん少し静かにして下さい」


「でも、別に特別な感情とか無かったから、シても満たされない感じ…先輩が引退して、改めて他のメンバーを見て、光太郎から目が離せなくなっちゃって…」

いつでも大袈裟なリアクション、でも、どこか惹かれた。

「マネなのに、記録もとらないで見とれちゃって、かおりちゃんに怒られたんだよね」

2人が静かに私の話を聞いてくれる。

「ああ、これが好きになるって事なんだ、って。そこで初めて気づいたの。だから、私の初恋は光太郎だよ」

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