第7章 馴れ初め
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「失礼な事をお聞きしますが」
っていつになく、真剣な顔で聞いてきた。
「俺が入学した頃、まおさん、ヤリマンだったって聞いたんですけど、本当ですか?」
思わず飲んでた梅酒を吹いてしまった。
「まって!?しかもなんで今!?」
「今だからこそですよ、酔ってるし、木兎さんとラブラブだし、噂の真相がしりたいな、と」
「俺もそれ気になってた、どーなの?」
光太郎に腕を掴まれ引き寄せられた。
酔ってるのもあるけど、獲物をとられる眼。
「え、と。そこまでではなかったと思うけど…」
「そこまでって!?謎が深まる!あかーし!!」
「まず黙って聞きましょうよ」
「私、中等部で荒れてて、高等部上がって、確かに、色んな人と、してた、カモ…?」
「実際、俺の友達でまおさんとヤったってやついましたしね」
「でも、光太郎の事、好きになって、そこから一切縁切ったよ、私、何やってんだろうって毎日泣いたし」
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