第21章 一足先に小春日和
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「ふぁ~~あ…おはよー、いい匂い」
「ふふ、おはよ。簡単ご飯だけど」
「あるだけありがたい…いただきまーす…」
さっきよりは会話が成立するけど
まだ少し起きてない…
いつもならそろそろ起きるのに。
春眠暁を覚えず、ってやつかな?
どうしても春は無性に眠たいよね。
この言葉を考えた人は尊敬する。
「…気候いい感じで気持ちー…」
「ねー、春だね」
食パンを食べながらまったり話をする。
光太郎は眠そうでも、やっぱり食べるのは早くてあっという間に食べ、コーヒーも飲み干した。
「ごちそーさま、準備するー」
「はーい、お粗末様でした」
お腹を掻きながら着替えに向かった。
腹筋がチラッと見えて、 少しドキドキしたけど、調子に乗るから絶対言わない。
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