第21章 一足先に小春日和
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うん、ほんのり甘くて美味しかった!
ミルクティーはいつも通り美味しいし、簡単だけどちゃんと朝ごはん食べたの久々かもしれない。
私も光太郎と一緒に外に出て、散歩でもしようかな…
食器をサッサと洗って着替えに向かう。
既に光太郎は着替え終わったからすれ違いで部屋に入る。
少し暖かいしな…薄手のニットで良いか、あとはダメージデニム。外に出る時にスカジャンを着よう。
リビングで化粧をする。
春だし…ピンクのリップもいいな…
誰にも会わないつもりだけど、何も予定が無い時の化粧が1番好き。
ルンルン気分で化粧をしてると、光太郎がミミズクヘッドになってきた。
「ヘイヘイヘーイ!俺、復活!!…あれ?まおも出掛けんの?」
「うん、天気いいし。散歩しようかなって」
「そのピンクのリップかわいい!キスしよ!」
「なんでよ!光太郎に付くし、化粧し直さなきゃいけないからだめ!」
あ、光太郎と今日組むスタッフさんごめんなさい。
しょぼくれモードに入れてしまいました。
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