第16章 アメとムチは使い様
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お風呂から上がって髪を乾かしてもらう。
光太郎に髪を乾かしてもらうの、好き。
乾かしてもらったあと、しばらく髪の毛を弄られる。
「今まおが使ってるシャンプー、ホントいい匂い」
「でしょ!ボトルも可愛いし!」
「正直、かなりクる」
「ん?…きゃ!」
光太郎にお姫様抱っこをされて
簡単にベッドに連れていかれる。
「光太郎、」
「まお、ホントいい匂いする…風呂上がりだって、会社行く時の香水だって…」
「、あ…」
そう言われながら首を舐められる。
つつつ、ともどかしい動き。
「可愛いし、あんないい香りで、会社どころか外も出したくないんだけど…デートの時とか、すれ違った男みんな振り向いてまお見んの!優越感あるけど、俺の女見てんじゃねえよってなる俺の気持ちわかる?」
「しっ、と…?」
「…ワリィかよ」
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