第16章 アメとムチは使い様
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バーン、という効果音が似合いそうな登場。
でも全裸で仁王立ちかー…
面白くて思わず笑う。
「ん!?なんで笑った!?」
「ちょっと面白くて」
「まあいいや…思ったより元気そうだし」
「…え?」
「帰ってきた時から元気無かったから心配したんだぞ!いっつも溜め込む!何かあったらすぐ言えよ?」
「…ん、ありがと…」
光太郎の優しさに涙が出そうになって
咄嗟に湯船のお湯を顔にかけた。
入ってきてすぐに光太郎は髪の毛を洗う。
ミミズクヘッドが下に降りてくると、やっぱりどこか幼い感じがする。でも、色っぽいからずるいよな〜。
身体だって、バレーをやってたから引き締まってるし。
…私にはもったいない人だよな…って久々に思った。
「…!?何見てんのよ!えっち!」
「なんでオネエ…見ちゃダメ?」
「別にいいけどさ!でも今日ホントどうした?仕事疲れた?上がったら髪乾かしてやるから早く寝ような?」
「うん、お願い」
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