第7章 ステラさんの過去
とりあえずみんなより早く部屋に戻った私は、部屋の中を片付けておく。
と言ってもそこまで片付ける物もないのだが……。
机の上を片して、ベットメイキングをしたら完璧なホテルの部屋だ。
コンコンコンー。
そこにちょうどみんなが来たようだ。
「お邪魔しまー「ベット壊さないでくださいねっ⁉︎」
早速…というようにベットに飛び込もうもしてたクレナさんを止めてとりあえず座らせる。
「うーむ、やっぱり4人だとギュウギュウですね」
全員座ると隙間など何もない。
今が冬で良かったと心の底から思う。
「わたしは端っこ!」「俺も端…」
「アオメの隣っ!」「私もっ!」
という意見の元、こんな風になった。
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I メ ア ク ス I
I ル オ レ テ I
I ロ メ ナ ラ I
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「ちょ、私の意見ガン無視っ⁉︎」
まぁまぁまぁ、と促されて私はまたしても渋々了承した。
「私、お風呂入ってくるので…」
着がえを持って、私は脱衣所へと向かう。
「覗かないでください、って言われたら覗いていいっていい事だろ?って言って覗けたのにな」
「ステラさん?聞こえてますが⁇」
着替えを詰めていたバッグをステラさんの顔面にぶつけたかったが我慢しておいた。