第7章 ステラさんの過去
「上がりました〜…って寝てる⁇」
ホカホカの体と共に、ベットに行くと3人でなぜか寝ていた。
3人の寝顔を体を前のめりにして覗き込む。
みんな可愛いなぁ…寝つきよすぎだし
「ーって、うわぁぁ!!」
そんなこと思っていたら、何故かいきなりクレナさんに押し倒された。
「お、起きてたんですね…?」
顔が近すぎてなんだか恥ずかしい。
「…まぁね?てことで一緒に寝よっか」
そう言ってクレナさんは私と密着したまま眠ろうとしてきた。
な、なんでこんなことに…///
ジタバタしてもがいていたらあることに気づいた。
顔が赤い…アルコールの匂い…
「みなさん、絶対お酒飲みましたよね⁉︎」
とりゃぁっ、とクレナさんから離れて小さな冷蔵庫を開ける。
やはりカクテルなどのアルコール類は一切なくなっていた。
そして空きカンはゴミ箱にINしてある。
明日は通常業務があるのに…
なんて思いながらも3人は幸せそうな顔をしているので良いだろう。
まぁ、とりあえず今日はソファで寝ようかな。
私はいつもより早く眠りについた。