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殺し屋が執事になってみました。【R18】

第3章 怪しい依頼にはご用心⁉︎


1人きりになった私は鎖を外すことはできないかと挑戦してみる。


しかしそう簡単に外れないので、壁にもたれかかって座ってることしかできない。



私、これからどうなるんだ…?




そう思っていると燕尾服の男がまたやってきた。


私に近づいたと思ったら鎖を外しているではないか。



逃げるチャンスか……今だっ!



全ての鎖が外されたその瞬間、私は踏み出そうとした。




「ー逃げようとか思うなよ、ガキが」



冷淡極まりない声が聞こえたと思ったら、首筋に冷たい感触があった。


男が私の首に剣先を当てていたのである。



この男、間違いなく私より強い…。


逃げるのは諦めるとするか。




「マスターの命令だ。この紙に書いてる人のところに行け。

どうせ屋敷内部の地図は知ってんだろ?」



そう言って私に一枚の紙を渡してきた。


人の名前の隣に【食事】、【談話】、【運動】などが書かれていた。


さっぱり意味がわからない。



「ほら、さっさと歩け、行くぞ」



男は私の背中を剣の柄でツンツンしてくるので、私は歩き始めた。






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