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殺し屋が執事になってみました。【R18】

第6章 アサシンデビュー


私は部屋を出てメルロさんの部屋にの戸を小さく2回叩いた。



するとすぐに返事が聞こえて、扉が開いた。


メルロさんがまだ起きていてよかった…




「アオメさん、どうされました?」


「すみません、強めの睡眠薬貰えますか?」



私が持っているものでは耐性のある私には効いてくれないのだ。


少し待ってくださいね、と言って部屋に消えたメルロさんはすぐに戻ってきた。



「こちらならきっと効くと思います。
一度に結構な量を服用する必要はありますがね」



そう言いながら私に瓶詰めの薬を渡して、オヤスミナサイと言って部屋へ戻って行った。





私は部屋に戻り、寝巻きに着替えるために服を脱ぐ。



あ、即効性じゃないかも…もう飲んでおくか。



瓶に書いてる説明には一度に服用するのは3錠までと書いてある。



6錠、9錠、どうしようと考えたが眠れないと嫌なので9錠飲むことにした。



水と共に飲み込み、寝巻きに着替えようとした瞬間ーー



気づいた時には顔が床についていた。



尋常じゃないほどの睡魔に襲われながらも、寝巻きを着ようとするが体が言うことを聞かない。


どうやら即効性だったようだ。




6錠にしておけば良かったと後悔しながら私は、眠りについた。






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