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殺し屋が執事になってみました。【R18】

第6章 アサシンデビュー


「まだ髪乾かせてなかったのか?」


「ドレスを洗っていたら時間がなくなってしまって……」



私がそう話すと、「捨てて良かったのに」と言われたがそれはお断りだ。



「アオメ、元の匂いに戻った〜」



抱きついてきたクレナさんも、血の匂いではなく石鹸の匂いがした。



「にしてもアオメさんは本当にお強いですね、いつもあのくらいの依頼を?」


「今回のようなのは比較的楽でしたけど、いつもなら殺し方とかも決められることが多かったです」



今までできつかったのは100人くらいの人を全員絞殺で、という依頼だ。

あれをやったら、しばらく腕が筋肉痛になったっけか…。




なんて事を思い出していたらマスターの部屋に着いた。



「今回の案件は無事に成功しました」


「そうか、ご苦労。誰も怪我はしていないな?」


「はい、全員無傷、無損傷です」



簡易的な報告を終えた私達はキッチンに向かう。


現在は16:00なので早めの夕食だ。


シェロさん達が料理を作るなか、私達は席に座って待つ。







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