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殺し屋が執事になってみました。【R18】

第6章 アサシンデビュー


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


ようやく我が屋敷につき、馬車から降りる。


肌が見えてるところは大丈夫なのだが、
ドレスやドレスの下は見るに堪えない感じになってるだろう。



「とりあえず風呂に入って、その後にマスターに報告だな」



自室前で別れて私はすぐに風呂に入る。


髪を絞ると、誰のものかも分からない赤い液体が恐ろしいほど出てきた。



「何時になっても嫌いだ、この匂い」



遠くの方でする鉄っぽい匂いには鳥肌が立つほどだ。



いつもより10倍丁寧に私は体と頭を洗って風呂を出た。



その後にドレスを手洗いで繰り返し洗っていたら、ネイビーの色に戻った。



良かった、ステラさんから貰ったものだから大切にしなきゃだし…



私がドレスをハンガーに吊るした時に、備え付けの電話がなった。



「ステラだ、もう来られるか?」


「お待たせしてすみません、すぐ行きます」



私はまだ髪を乾かせていなかったので、上の方でお団子にして慌てて出て行った。






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