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殺し屋が執事になってみました。【R18】

第5章 この女、冷酷 冷淡 冷徹 にして最狂


ソファに隣同士で座り、雑談をする。


「アオメのバイオリン好きだよ!さっきも弾いてたでしょ?」


「あ、聞こえてました⁉︎ならステラさんにも絶対聞こえてるな…」



あとで謝らなきゃ…うるさくするなって言われたのに。



「他の人には聞くなって言われてたんだけど、どうしても聞きたいことがあるんだ」



私がやばい、と考えているとクレナさんたちが急に真面目な顔になって聞いてきた。



「スペルタール卒業する時に、同期をみんな殺したでしょ?今どう思ってる?」




さっき考えていたことを見透かされたようで、少しビックリした。



「未だに私が殺した同期の死体の群れは脳裏に焼きついて離れません。

いつか私もこんな風になるんだろうな、なんて考えたりもします。

でも死にたくないとか、死ぬのが怖いなんて思いませんけどね」



この言葉がクレナさんの問いに答えられたが、分からないけど言ったことに嘘はない。



「ーなら、今殺されても悔いはないの?」



いつもと変わらない様子の口調で話したクレナさんを見ると私に銃を向けていた。






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