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殺し屋が執事になってみました。【R18】

第5章 この女、冷酷 冷淡 冷徹 にして最狂


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やっぱり愛銃は最高だ。


どんな体勢からでも的を射ることは出来るし、何より手にフィットする。



先ほど来たばかりのクレナさんたちも各自、訓練を始めていた。



「変わった銃だね〜、細工が綺麗だ」


「ありがとうございます、私のお気に入りなんです!」



「アオメさんにぴったりですね」



そんな会話を交えながら、訓練に打ち込んだ。






ーーーーー



「そろそろ切り上げましょうか」


「そうですね、汗かいちゃいました〜」




持ってきていたタオルで汗を拭きながら自室に戻る。



部屋には自分の私物がたくさんあるので
前よりもリラックスできる空間になった。



おもむろにバイオリンを手にする。


暗殺する手段になるから、と言われ教わったこのバイオリン。


実際このバイオリンを使って間接的にだが人を殺したりもしたし、これからも使う予定。



それでもこのバイオリンの音色は好きだ。



「♪〜♪〜♪〜〜♫〜〜♪〜♪〜♫〜♪〜……………」



先ほどステラさん達に披露した曲ではなく、大好きだった曲を弾くとスペルタールが鮮明に思い出された。


今は亡き同期の顔が浮かぶ。


私がこんな風に思い出してはいけないし、私は思い出を美化してるだけだろう。






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