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殺し屋が執事になってみました。【R18】

第5章 この女、冷酷 冷淡 冷徹 にして最狂


約3日ぶりに外に出たのだが、やはり外観もこの屋敷は豪華だ。


襲いに来た日は夜だったからな…



屋敷の周りにはたくさんの自然があるし、こういう所を昼間に見るのは初めてだ。




少し歩くと、私が住んでいた治安の悪すぎる街に出る。



朝からそこらにガラの悪い奴がゴミのようにたくさんいる。



「アオメ、殺気だしとけ。見られてる」



ステラさんがそう言ってきたので、私は仕事の時と同じ気持ちにする。


4人組が道の真ん中を歩いていると、いろんな意味で目立つがそこまで見なくても…と思ってしまう。



それにステラさん達も殺気を出しているので、肌がチクチクする気がする。



ステラさんの殺気も普通にすごいが、クレナさんはもっとすごい。


少し微笑んでいるのに、この殺気。



この人たちも普通じゃないな…。



なんて思っていたら最初の店に着く。


ここは治安は悪いが物価がとても安い、その理由は裏取引で仕入れてるからだそうだ。



「よぉ、今日はなんにする?」



店の常連のようでマスターが気さくに話しかけてくる。


ステラさんが欲しいものを書かれたメモを渡すと、すぐに袋に詰めて持ってきてくれた。






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