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殺し屋が執事になってみました。【R18】

第5章 この女、冷酷 冷淡 冷徹 にして最狂


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部屋に6個のアラームが鳴る。


低血圧の私に朝という存在は天敵でしかない。



全てのアラームを止めてからカーテンを開け、朝日を全身に浴びる。



冷水で顔を洗い、目を覚ましてから
自分の身支度を整える。



燕尾服ではなく、長い丈の白いTシャツに紺のジーンズ、その上に黒のロングコートだ。



このままだと髪の毛が目立つので、後ろで一本にまとめて荷物を持って外に出る。




「おはようござ……いない」



挨拶をしたのはいいものの、まだ誰も出てきていなかった。



みんなの部屋の戸を叩き、催促する。


クレナとステラの部屋からは返事が聞こえてきたが、アオメさんの部屋からは聞こえてこない。



部屋に入って起こしてきた方がいいか…



幸いにも鍵が開いていたのでそのまま部屋に入る。



暗い部屋を進み、ベッドへ行くと白い布団の塊が1つあった。





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