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殺し屋が執事になってみました。【R18】

第5章 この女、冷酷 冷淡 冷徹 にして最狂


私はもう一度お風呂に入り、次はカツラを外したままベッドで寝ていた。



コンコンコン



やば、メルロさんとかだったらカツラが…



私は「はーい!」と言いながらカツラを手に取っていたらステラさんの声が聞こえた。



カツラを離して、私はステラさんを部屋に入れる。



「うぉっ!あ、お前か…」


まだこの姿に見慣れてないようで、一瞬驚かれたがすぐに無表情に戻る。



正直、また襲われるのではないかと身構えたがそれは杞憂だった。



部屋に来た理由はは私の家がどの辺にあるか、を知りたかったからだそうだ。



「ここから徒歩で30分ですね。

ここから1番近い街の路地裏にあります」



ステラさんが持ってきてくれていた地図でこの辺、とペンで示す。



「なら、買い出しの途中で寄れるな。
明日は燕尾服以外の地味な服を着ろよ?

ただの買い物じゃなくて、闇商品を扱う店に行くから拳銃は持っとけ。

キョロキョロせずに堂々と歩いて、殺気を常に出しとけ。

人を寄せないようにして、顔を覚えさせるな」



全てに私は返事をして、理解する。


ついでにクローゼットから服を取り出して、明日の服をコーディネートしてもらった。



「明日あたり、女だって事言おうと思います」



私がそう言うと、ステラさんは「分かった」と言って帰って行った。



私も早く寝てしまおう….







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