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殺し屋が執事になってみました。【R18】

第5章 この女、冷酷 冷淡 冷徹 にして最狂


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



クレナさんとメルロさんと張り合ったあと、私は自分に合った武器を探す。



接近時に使う短剣は選んだが、銃があまりしっくりこないのだ。



「家にある愛銃が特注だったからかな?」



他の人より私は手が小さいので、ここにある銃では太すぎて持ちづらいのだ。



「なら一旦、取りに戻るしかないか。
もうすぐで材料の仕入れ必要だったからな」



「えっ、外出ていいんですか?」



「2人以上で行くことを条件に、仕事に支障をきたさない程度なら許されている」




意外と自由なんだな、と思いつつ私は愛銃を取りに行けることを喜ぶ。



「おでかけするの⁉︎暗殺以外で外に出るのは1ヶ月ぶりだ〜!」



クレナさんが話を聞いていたようでこちらにやってくる。



「あ、クレナさん!ちょっとしゃがんでくださいっ!」



私はポケットから絆創膏を取り出して、
背の高い彼の目の下に貼る。


できるだけ浅く切っておいたが、ばい菌が入ってしまったら大変だ。



「はい、いいですよ!痛くないといいんですけど……」



目の下に貼らなければならなかったのですっごく顔が近かった。



やっぱすっごい美形だよな、2次元だ…




「ありがとう、アオメッ!」



そう言って私に抱きついてきた。



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