• テキストサイズ

殺し屋が執事になってみました。【R18】

第5章 この女、冷酷 冷淡 冷徹 にして最狂


「アオメ、次はこっちだ」



はしゃいでいたアオメを呼び、狙撃銃を持たす。



「ルータスでNo.1の狙撃手はメルロだ。
確実なのは1.5キロメートル圏内」



「あ、ルータスっていうのはルーコイド・ターキス・カンパニーの略ね!」



メルロも自分の愛銃を持って100メートル先の的を狙う。


残念ながら室内だと1.5キロメートルも距離が取れないから仕方がない。



クヒュンッ、という風を着る音がしたあと、メルロはこちらを見てきた。


どうやら真ん中に当たったようだ。




続いてアオメが銃をくるくる回したあと、体を横に向けて構えて撃った。



その動作、1秒もかかっていない。


メルロでさえ、狙う時間は5秒ほどかかっていた。



「アオメの構えって変わってるね〜、普通は狙撃銃って両手なのに片手で撃ってる!」



そこにもびっくりだが、弾は的を射ていた。



「狙撃も接近も出来るなんて…さすがですね!」



メルロも思わず拍手をしている。



「お前はどっちも行けるな…俺と同じだ」



そう言うとアオメはくしゃっと笑って「それは光栄です」と言っていた。



/ 223ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp