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殺し屋が執事になってみました。【R18】

第5章 この女、冷酷 冷淡 冷徹 にして最狂


「じゃあ手分けして探すしかないんじゃな〜い?」



とクレナさんは言うが、100人に見つからないよう部屋探すのも難しいと思う。



「となれば、探しつつ見つかれば殺すですかね?」



みんなで頭を捻らせ、必死に考える。



「アオメ、お前いつも単独だったろ?
前のお前だったらどうする?」



不意にステラさんに振られたので、みんなの視線が私に集まる。



「そうですね…まず99人殺して、残りの1人に主の部屋まで案内してもらってから殺します」



私がそう言うと、シーンと部屋に沈黙が広がった。


私がみんなの顔をみて、慌てているとステラさん達が噴き出す。



「顔に似合わず、非道なことを言いますね?」


「確かにお前は死神だな、まさかのみな殺しか?」



その問いに私は「もちろん」と答えるとさらに笑われた。



「だが100対4だぞ?勝算は?」


「100対1でも負ける気がしないので大丈夫だと思いますよ」



ガードマンの名前を見る限り、有名な名か1つもない。

少し格闘技ができるか、銃が扱えるくらいなのだろう。



「僕それに乗ったぁ〜!てか、それがいいですっ!」



クレナさんの声が後押しとなり、今回の作戦は「皆殺し作戦」に決まったのだった。




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