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殺し屋が執事になってみました。【R18】

第5章 この女、冷酷 冷淡 冷徹 にして最狂


私がまだ行ったことのない所に連れてこられ、部屋に入る。


真ん中に細長いテーブル、その周りに椅子が並べてあった。



テーブルの横にあたる椅子に私達は座る。


それから少し待つとシェロさんをはじめとする従業員の方たちも来た。



「では、これより計画するにあたり、メルロからの説明だ」



ステラさんがそう言うと、メルロさんは私たちに髪を配り話し始めた。



今回は『テルターノ家』の主の暗殺だけが目的のようだ。



「…なので今回は暗殺部隊である私達が実行します。…っと、自己紹介を忘れてましたね。アオメさん、お願いします」



髪を見てたら、いきなりそう言われたので私は慌てて椅子から立ち上がる。



「昨日からここで雇われました、アオメと言います。よろしくお願いします」



私がそう言うと、周りの人たちには「あのアオメかっ⁉︎」と驚かれてしまった。





「話戻すぞ、メルロ続けろ」



どうやらステラさんがまとめ役のようで、まさに鶴の一声だった。




「それでですね、この屋敷にはガードマンが100人くらいいると言われています。

屋敷の地図を見ても分かる通りとても広いですし、主の部屋が分かりません。


部屋探しからなのでかなりの長期戦になりますよ」



地図を見ると、この屋敷と変わらないくらいの広さだ。







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