第3章 怪しい依頼にはご用心⁉︎
「アオメ、みーつけたっ!!!」
嬉しそうに言ったクレナさんはこちらに向かってすごい速さで来たので私は逃げる。
通気口から降りて廊下を全力疾走しながは、後ろを見るとクレナさんとの間が縮んでいた。
逃げ切れないと分かった私はまたしても天井に通気口に入る。
通気口から天井裏を通っていると、どこかから音がした。
私はとりあえず走っていたが角を曲がったところで結局クレナさんと会ってしまった。
来た道をまたしても全力疾走するが、だんだん間が縮む。
通気口まではギリギリか、でも降りてる途中に捕まえられるな。
私は見えてきた通気口目掛けて更にスピードを上げ、そのまま踏み切った。
グランと揺れた巨大なシャンデリアに私はなんとか着地をして、後ろを見る。
「お〜!アオメ、やるね?」
通気口の穴から顔をのぞかせいるクレナさんは笑った後、何かを投げてきた。
私は高く飛んで避けるとそれはシャンデリアのガラス細工に突き刺さっていた。
ナイフ……マジで殺す気か……
それからもクレナさんは私に向かってナイフを投げてくるので、シャンデリアは破壊されつつある。
このままだとシャンデリアごと落ちてしまうので、私は体を揺らしてシャンデリアをも揺らす。
そしてふりこのように揺れてるシャンデリアとタイミングを合わせて、私は飛ぶ。