第8章 忍び寄る恐怖と出会い
「や、めてっ…ぅんんん〜」
声を押し殺すために、下唇を歯でかじる。
するとミカが無理矢理キスをしてきた。
「だめだよ。ほら、血が滲んでる…。
声我慢しなくていいから、もっと聞かせて?」
なんて言いながら、また私の胸を弄ぶ。
彼は私が感じる部分をよく知っている。
なぜなら、彼が私の初の相手だからだ。
「あの日から何人の人にこの身体のそのいやらしい顔見せたの?仕事で色仕掛けしたの?」
「さ、3人だけ…囮に、なったりした…」
私は彼の目を見ずに顔を背けたまま答える。
すると急に激しく胸の頂を舐めてきた。
「やぁぁっ!…や、めて…許し、て…」
必死に身体をよじり、舌から逃れようとするが押さえつけられてる力が強すぎる。
稀に歯が当たり、鋭い快感に襲われる度に腰が跳ねる。
「だ、めっ…イ、ちゃうぅ!んぁっ…」
彼の背中を叩き抵抗するが、彼わ舐める行為を止めてくれない。
私は耐えきれずに、身体を跳ねらせてイッてしまった。