第2章 リヴァイ お日様
昼食を終え、だんだんと眠くなってくる昼下がり、
私とリヴァイは書類の整理をしている
シャロン「ねぇねぇリヴァイ」
リヴァイ「なんだ」
シャロン「ヒマ」
リヴァイ「馬鹿かお前は。てめぇの机の上見てから言え」
シャロン「う…」
そう、私はただ単に仕事が終わって暇なわけではない
集中がきれてどうしようもない状態なのだ
…それにしてもこの書類の半分はハンジさんの筈なんだけどな……
リヴァイ「わかったらとっとと終わらせろ」
シャロン「えぇぇぇ~飽きた」
リヴァイ「……」
カリカリカリ
ペラッペラッ
書類に必要な音以外なにも聞こえないこの空間
仕方なく書類整理を再開しながらもチラッと横にいるリヴァイを見てしまう
普段から仕事中のような顔つきで無表情だと皆に言われるけど私にはわかる
楽しそうな顔や、怒ってる顔、照れてる顔…案外コツを掴めば誰にでもわかると思う
ハンジさん達にはわからないと言われちゃうけど…ね
「ハァァ」
溜息とはちょっと違う声が聞こえて彼の方を見ると…