第2章 脳内遊戯〜一松〜

「ねぇ、フェラしてあげる」

「えっ！？い、いいのか？」


主の「ふふっ」と嬉しそうに笑う声が聞こえると、亀頭にくすぐったい感覚がした。たぶん、指先で撫でてくれたんだ。


「だって、ここ、こんなに濡れてかわいそう。しょうがないから舐めてあげる」


おっぱいが顔から離れると、亀頭から溢れ出た先走り汁をチロチロと舌が舐めとった。


「んふ…おいしい」

「舌…すご、い」

「ん…いっぱい気持ちよくしてあげる」


見えないことにより感覚が研ぎ澄まされる。

おれのチンコがねっとりヌラヌラぬっちょぬちょと大変なことになっている。語彙力が無いから擬態語で表現するしかないんだけど、何が言いたいかと言うと「気持ち良さハンパない」。
気持ちいいとこを舌がなぞる度、チンコがビクビクと痙攣する。


「…っ、は、ヤバ…それ、好き…」

「ふふっ、一松くん、裏筋を舌で振動させるみたいに刺激されるのが好きなんだ？」


テクニシャンすぎるだろそれ。いや妄想ですけど。

袋を舌全体で包み込むように舐められたり、足の付け根を舌でくすぐってきたり…。
快感が休みなく押し寄せ、感じてる証が先っぽから溢れ出す。


「主、もう…無理…」

「一松くん、またこんなに濡らして…」

「……んんっ」


溢れた汁を舌でぐるりと舐め取られ、気持ちよさに恥ずかしい声を漏らしてしまった。
カァッと顔が熱くなりカーペットに爪を立てる。


「かわいい…。じゃあこれは？」

「え？……あっ！」


聞き返す間も与えられず、下半身に電気が流れるような激しい快感が襲った。