• テキストサイズ

【トリップ】全てを知っている私が!【暗殺教室】

第7章 赤髪の彼の手入れは長い。





ブニョンッブニョンという触手の音が教室に響く。

「さっきから何やってんだ殺せんせー?」
「さぁ…」
三村君と矢田さんの声が聞こえる。


「壁パンじゃない?」
「ああ…さっきカルマにおちょくられてムカついてるのか」
「触手がやわらかいから壁にダメージ行ってないな」


殺せんせーの弱点④。パンチがヤワい。
「ブニョンブニョンうるさいよ殺せんせー!! 小テスト中なんだから!!」
岡野さんに怒られてようやく殺せんせーは気づいた様だ。

「こ、これは失礼!!」


……ていうか…私愛美ちゃんの後ろなんだよね。つまりカルマ君の隣……、なんだよね。




えっもう愛美ちゃん席変わろうよ私君達をアッチの世界で応援してたんだよ渚カエと烏イリの次に!!! ねぇだから席変わろう!!?


……なんて言えるはずもなく。


「よォカルマァ。あのバケモン怒らせてどーなっても知らねーぞー」
「またおうちにこもってた方が良いんじゃなーい」

カルマ君の隣でカルマ君と視線を合わせないように授業を受ける。カルマ君は寺坂グループの煽りにも対応。
「…殺されかけたら怒るのは当り前じゃん。寺坂、しくじってちびっちゃった誰かの時と違ってさ」

……対応というより……煽ってらっしゃる…。ていうかほんとにマンガ通りのセリフだなあ…


/ 492ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp