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【トリップ】全てを知っている私が!【暗殺教室】

第25章 期末テストは個人戦!?



これはすっごくワクワクする!!!

まあ教室の端の方で烏間先生はほんとにこれが中学校なのかと目をひんむいてるけど。

「夏休み!! 椚ヶ丘中学校特別夏季講習!!



沖縄離島リゾート2泊3日!!」


教室がわぁっと盛り上がる。

「―君達の希望だと、触手を破壊する権利はここで使わず、この離島の合宿中に行使するという事でしたね」


殺せんせーは教室が落ち着いたあとそう言った。

そう、私達がA組の賭けとしてかけていたものは、沖縄リゾート2泊3日(無料)!!!
カッコの中身大事!!

そして触手7本はその沖縄リゾートで使うというのが、殺せんせーとの交渉の結果得たものだった。

「触手7本の大ハンデでも満足せず、四方を先生の苦手な水で囲まれたこの島を使い、万全に貪欲に命を狙う。
正直に認めましょう。君達は侮れない生徒になった」

殺せんせーのそんな言葉にみんなは嬉しそうに笑った。


「親御さんに見せる通知表は先ほど渡しました。これは、先生からのあなたたちへの通知表です」


殺せんせーはマッハで紙に何かを書き上げると、それをぶわっと投げた。


教室いっぱいに二重丸が広がる。

この3ヶ月の殺せんせーからの評価!


「一学期で培った基礎を存分に活かし、夏休みも沢山遊び沢山学び、そして沢山殺しましょう!!」

そういえば通知表、朝渡されたな。誰に見せよう……烏間先生とイリーナ先生かな。今度パーティするし、そのついでに見せようっと!


「暗殺教室、基礎の一学期、これにて終業!!」


殺せんせーは私達が一時去る校舎の上でそう叫んだ。

いよいよ、本当に暑い暑い、夏が始まるー……!!


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