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【トリップ】全てを知っている私が!【暗殺教室】

第12章 初めてのテストは竜巻と共に





E組だけ完全アウェーの本校舎でのテスト。


1人で戦ってるはずなのに、皆で戦ってるような気分。


私はドラゴンと対峙していた。



「E組だからってカンニングなどするんじゃないぞ」



ハッと意識が教室に戻る。


えーと……そうそう、大野先生。

コツコツしたり咳したりさっきからうるさい。


「俺達本校舎の教師がしっかり見張ってやるからなー」



先生の言葉が途切れると、また思考がフィールドになる。









……難しい!



椚ヶ丘中学校の問題が難しいのは分かっていたけど、半年以上先の勉強まで終わらせたのだから分かると思っていた。

なのに全然分からない!


一次関数と二次関数はいいとしても動点の問題は予想外だ!

もちろん国語以外もある程度はやってもらったけど……。



やばい、この問題に殺される……!!!



私は架空のナイフを握りしめた。


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