【ハイキュー!!】Aphrodisiac*r18短編集
第5章 The love … Part2【及川徹】
「……徹は、それで…いいの………?」
「……」
今度は徹が俯く。
暫く沈黙が続いた後、彼が立ち上がった。
そして腕を引かれる。
「もう行こう」
会計を済まし、私の手を引いてどんどん歩いていく徹。
「ちょっと、どこ行くの?」
「#NANE1#ちゃん家。送るから」
「えっ」
今まで帰るときは駅までだったのに急に……
タクシーに連れ込まれてしまったため取り敢えず住所を言って家に向かった。
徹が黙ってついてくるので仕方なく家の鍵を開ける。
ドアを開けると徹が全開にし自分も入ろうとしてくる。
「えっ?あの……」
「入るから」
入って来るなり私をベッドに押し倒す。
この時、初めて徹の表情をちゃんと見た気がする。