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【ハイキュー!!】Aphrodisiac*r18短編集

第5章 The love … Part2【及川徹】


予想もしなかった衝撃的な事実に私は言葉が出なかった。



そして漸く言えた台詞は酷く最低なものであった。





「徹の子じゃないんじゃないの」



祝福などできる筈が無い。それでも私の言い放った言葉は最悪だったと思う。






「……あいつはそんなことしないよ」






何で…彼女を庇うの?





「こ、これからっ…どうするつもりなの……!?」

「責任を取って彼女とは結婚するよ。……だから、"夢"も諦める」



気がついたら私は徹の肩を掴んで泣いていた。


言いようのない悔しさ、やり場のない怒り……
私の心はボロボロもいいところだった。




前に徹はバレーをしていると話してくれた。今、活躍しているあの牛島若利とはライバルだったと言われかなり凄い人だと思った。



職には就いているけどいつか世界で活躍する日を夢見て、仕事がない時はずっとバレーを続けてきている。





それを、諦めなければならないなんて……
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