【ハイキュー!!】Aphrodisiac*r18短編集
第2章 Liquor and…【白布賢二郎】
「白布〜!ワンナイトラブもアリだからね♡」
「天童、そういう事言うのやめなさいね」
大平が天堂を咎める。
「じゃーねー!また飲もうネ!!」
天童はタクシーに乗りながら手を振って言う。
「……先輩、取り敢えずタクシー捕まえますね」
「ありがとう」
白布と名字はタクシーに乗り込んだ。
「先輩、家どこですか?えっと、住所」
「住所はー……」
彼女はここから自宅まではそう遠くない。家に帰ったら存分に吐こう……と心に決めて吐き気を我慢していた。
車内には沈黙が流れる。
15分程度で自宅に着いた。白布が「俺が払うので降りてください」と言うのでその言葉に甘えて彼女はタクシーを降りた。
白布に支えられながらマンションのエレベーターへと足を進める。
心配だからと白布は私の家まで送ってくれた。